偶像が打ち立てられるいとなみ…
今週のお題は「私のアイドル」だってー♪♪
…。
はぁ、ネコも杓子も、AKBですか…。
そう?
そうでしょ。
このタイミングで、このお題。
けど、あの総選挙‥って。
秀でた者を選んでいる‥訳じゃないよね。
何に価値があるかを決める争い‥というか…。
ちがうの?
違うよー。
前者の場合は、
誰かが決めなくても、潜在的に優れている者が存在していて、
その未だ見えていない存在を顕在化する為の方法であって、
例えば、最も足の速い者を決めるオリンピックなんかはソレね。
参加してない者からは選べないけれど、
勝ち残った者は…駆け引きがあるにせよ…元より一番足が速い。
はぁ‥。
対して、
AKB総選挙とか、各種コンテスト等は、
その大会への参加の前後で、
基本的なルックスや能力や才能が大きく変るわけではない…選抜過程での駆け引きによって成長する面はあろうが…。
選ばれた瞬間から、そういう価値のある人として「誕生」する。
う〜ん‥。
つまり、
メダリストのように、その価値が顕在化するってもの〜と言うよりは、
新しい価値として提示される…って側面が強い。
…と思うのよね。
はぁ‥。
特に、
審査員が審査するような形式のコンテストであれば、
予め審査基準のような価値指標があって、
それに合致した人が選ばれる〜という意味で、
潜在的に選ばれる人は決まっていると言えるのかも知れないけれど、
「総選挙」
〜のように、金銭力による投票によって決められる価値は、
どのような存在に価値が在るのかを示す為の争いになってくる。
争い‥‥。
どのようなタイプが素晴らしいとされるか‥を決める争いに参加することは、
自分が素晴らしいと思っている価値観を、
世間の価値へと昇格させる側面もある。
ぶっちゃけ言えば、
自分に似ている者が勝ってくれれば、
連動して自分の恋愛市場での価値も上昇させる事が出来るわけ。
ん?
自分を整形で美人…とされる人物の姿に似せて…変えるか、
自分のような外見を美人だとする価値観を作るのか。
どっちに投資するか〜みたいな道を開いたと思うんだよね。
あのシステムは。
それはちょっと‥‥。
まぁ、その価値は、
異性によって作られる側面が大きいし、
既存の価値観を、いきなり大きく変える事はできないけどね。
あまりの激変には、違和感や反発が生まれてしまうだろうから。
でも、
徐々にそういうカラクリは顕在化していくと思うな。
…。
‥‥。
…。
で、なんだっけ?
「私のアイドル」‥‥。
……。
‥こういう話をした後に、誰とは言えないよねw
誰に似てるって話だ♪♪
ま、
パーソナルな価値観は、顔だけじゃないけどね…。