貸しを増すだけの、かしましい相手

 
また、マンネリ化してきてない?
 
そうは言われてもねぇ…。
 
もっとマシなコト書けないの〜?♪
 
もっとマシ…ねぇ。
 
 
 
ところで。
はぃ?
 
 
その、
 
「もっとマシな」
 
‥って言い回し‥、
 
う、うん‥。
 
 
 
もともとは、
 
 「もっと増しな」
 
〜だったんじゃないかなぁ?
 
んん?
 
 
 「増し」
 「+α*1
 「増量中」
 
 
〜みたいな「お得感」だったんだろうな。
 
きっと。
 
 
クレーマーの常套句‥。
 
 
「自分だけ」が「トク」をしたいのね‥。
 
 
「それじゃぁ片手落ちだ!」「もの足りないぞ!」
みたいな意味を込めての
 
「もっとマシなのを寄こせ!!」と。
 
 
わかる〜。
 
 
 
 
 
でも、
この説明だけだと、ちょ〜っと違和感がある。
 
そう?
 
 
だって、
 
そんな意味(含み)では、もはや使われてはいない
感じがするもの。
 
そかな‥?
 
 
 
今では、
 
「もっとマシな」と言う場合、
 
その「マシ」ってのは、
 
「洗練された」とか「無駄の無い効率的な」とか、
 
そういった感じじゃない?
 
あぁ‥。
 
 
 
 
だとすると、
 
「そぎ落とされた」、「減らされた」ものをよこせってことで、
 
字義的な「増し」では、意味としては相反するのね。
 
増←→減
 
 
 
「より高尚なもの」を、「お得なもの」を要求している
〜って、感情面での意図は共通しているんだけれど。
 
 
 
だから、今ではこの言葉、「マシ」と書くしかない。
 
のかな〜? って。
 
あ‥、あぁ、うん‥。
 

*1:これ自体が「+X(プラスエックス)」の筆記体を日本人が「+α」と誤読したものが、日本で広まった元だと言われてる。…らしい。