虫除けでも、汗はかいた方が良いと思う。

 
「蚊に刺されやすい人って、どんな人?」
 
 
…って、よくある質問で、
 
これまた よくある答えに、
 
 
「汗をよくかく人」
 
 
…って答えがある。
 
 
この答えって…、正確じゃぁないんじゃないかな?
 
 
え?
そうなんじゃないの?
 
 
イメージ的には一致するんだろうし、

説明も、結果も、間違っていないとは思うんだけど…。
 
 
なら、なにがヨ〜〜♪♪
 
 
よく説明されるのは、
 
「蚊は熱と二酸化炭素に寄ってくる」
 
っての。
 
 
よくある「汗っかき」は、そのイメージに合致してる。
 
けど…、
 
よく考えてみて。
 
なにそれ‥‥。
 
 
 
 
第一の熱で言えば、
 
汗をかく人 と かかない人 では、どっちが熱い?
 
そりゃ、汗をかく人…、
 
ふふふ ふふ…、
 
そうかな?
 
「暑い(と感じている)人が、汗をかく」という事に引っ張られてない?
 
 
じゃぁ、例えば…、
 
それぞれ別の人で、同じ体温だったら?
 
汗をかいている人 と 汗をかいてない人
 
汗をかいている人の方が、汗の気化冷却で体が冷やされるでしょ?
 
体の表面温度で比べたら、汗をかかない人の方が、
蚊には 熱源に見えるはず。
 
へーー。
 
 
太っていて、暑苦しく見えるって人だって、
一般的に脂肪部分は ひんやりしている…って言われるよ。
うん。
脂肪の層は厚いほど血管から離れてしまうから暖められないって事らしいよ。
そんなの触ってみればすぐ判るしー。
 
もう。
 
 
二酸化炭素に関しても、
そもそも皮膚呼吸って、発汗に比例してなされるものなのかなぁ…?
 
関係無いんじゃない?
 
そっか‥‥。
 
 
 
 
でも、
結果は汗かきと言われる人が刺されることになると思う。
 
なんぞそれ〜〜〜?!
 
 
汗かきと言われている人は、
汗をかいている人にイコール…なのではなくって
 
汗をかいて「汗臭く」なっている人の事で、
 
その「汗臭さ」ってのは、汗の臭いそのものではなく、
 
雑菌が繁殖して、臭い物質を出した結果の臭いなんだよね。
 
 
だから、「汗臭い人」は、
体に纏った沢山の雑菌の生命活動によって、
他の人よりも余計に二酸化炭素を排出している
 
…って事になるんじゃないかなぁ?
 
はぁ‥。
 
 
 
 
だから、今日の結論。
 
 汗をかかないよりは、汗はかいた方が良い。
 
 でも、
 
 汗をかいたまま放置して不衛生になってはいけない。
 
って、
 
これが、蚊に刺さやすい人にならないための教訓として、
 
もう一段厳密で 正確な表現なんじゃないかなぁ…。
 
そうカモねー。
 
また、そんな反応…。
 
ま、当然か…。
 
 
 
ただ、
 
汗そのものには、元来、殺菌や虫除けの機能はあるとも言う。
 
 
そもそも生命は、細菌の頃から外敵を忌避する物質を分泌してきたし、
 
犬は臭いで人の感情が判るともいう。それって、そういう
発汗に伴う分泌物で判断しているのだとすれば辻褄合うよね。
 
あと、二酸化炭素は水に溶けるから汗にだって吸われてんじゃない?
 
 
 
だから、最初のよくある定型ってのは、
 
 正しい前提に基づいた、
 
 誤った類推によって、流布されてる典型なのかな?  
って。
 
正しい前提で‥、
‥誤った類推?
 
熱と二酸化炭素に寄ってくるという蚊の生態の説明は正しいけど、
 
熱と二酸化炭素を出す人は…という部分が不正確で、
 
結果的に誤った類推を因果として説明してしまう…みたいな。
 
でも‥‥、
これも類推だけだよね?
 
 
 
…まぁ、そうなんだけど。
 
誰か検証してみてーー。
 
 
 
 
 
湿気と乳酸に寄ってくるって話もあるけれど‥‥?
 
え?