メッポー甲斐も無く

 
「滅法界もなく」って言葉、意味 解らないよね。
 
え?
とても驚いている ってコトっしょ。
 
まぁ、そうなんだろうけど…。
 
 
 
「滅法界」ってのは、
「滅法」を強める言い回し みたいなんだけど、
 
「滅法」ってのは、
「現在通用している法が通用しなくなる」って状態のことで、
 
この世の終わりのその先。…みたいな意味。
 
 
その「法」とは、仏法のことなんだけど、
言い換えると、常識とか道理とかそんな感じ。
 
‥‥。
だから?
 
 
だから、
 
「メッポー驚いた」ってのは分かるのよ。
 
 
「考えの及ばないくらいのモノを見て驚いた。」
 
「因縁で生じたとは考えられないようなイレギュラーだ。」
 
…とかって、感じなワケっしょ。
 
う‥、うん。
 
 
けど、
 
「滅法界もなく」って、
 
「滅法」が「無い」ならさ…、それ、フツーじゃん。
 
 
‥‥♪♪
 
 
 
フツーに驚いた。フツーに美味しかった。
 
…とかって言いたいのならさ、
こんな仰々しい言い回しする必要…無くない?
 
どうなの?
 
 
なんなんだろうね。
 

幕間を入れて…

 
 
もしかしたら…、
 
 
「この世の終わりなんて、来なくなるくらい」
 
…とか
 
「ブームの終わりを ずっと先送りにしてしまうくらい」
 
…とか ってくらいに、
 
飛び抜けて良い。いつまでも失せることのない価値。
 
 
そういう意味…なのかな。
 
 
この言葉‥‥、
使っている人は、どんなつもり‥なのかな?
 
 
ね。
 
でも、気軽に聞けるような人には、居ないから…さ。
 
使っている人が。