自分…一人称なん?
前日は今週のお題の「自己紹介」ってことで…、
よりみーは 一人称って、なんて言ってる?
ナニって「私」じゃないの?
え〜?! そんなの聞いたこと無いよ〜。
「うち」とか「あちし」とか言ってなかったっけ?
…え? そう? わかんない。
そういう自分は どうなのさー♪
私? 私は「私」に決まってるじゃない。
そう だったかなぁ…?
じゃぁあ、
ワテとかアタイとか?
オレとかボクとか、言ったことあるって?
憶えてないよ…。
でも…、
文脈とか、ニュアンスで、人称って変わっちゃうことはあるよね。
ここで「私」だと、なんか変だな…とかって。
わかるかも…。
オレやアタイが攻撃的な感じになるのは分かり易い例として、
ここは「ボク」って言った方がスネた感じが出る…とか、
「私」ってのも、使い方ではスマした印象になったり…とか。
「自分」って使うと、内向的な感じになったり…とか。
小生は〜♪
ところで…、
関西トカでは、「自分」って二人称で使うよね。
あれ、ちょっと びっくりするよね。
へー。そうなの?
でも、
よくよく用法を聞いていると、ニュアンスとしては、
「自分(自身の良心に聞いてみたらどうや?) 判るだろ…」
「自分(自身に置き換えて考えてみたらどうや) ダメか?」
「自分(で冷静によく考えたのか?) ほんまにええんか?」
みたいな感じで、自省を促す時に「自分」って使っている
感じなんだよね。話者が聞手と同じ立場から問題の事象を
一緒に見ている …って感じがする。
何でもかんでも使えるような、「お前」とか「あんた」とは、
用法がそもそも違う感じがする。そっちは互いが対面して、
こっちとそっちで話してる構図 …って感じ。
実際に日常で使っている方々。この解釈は どうでしょう?
判ったような、そうでもないような…。