匿名ブログは、評価を求めて行うものじゃない。

こんな日にこんな話題。
 
匿名ブログは、評価を求めて行うものじゃない。
 
これ、私の持論。
 
持論ってほどのコトかヨっ?!
 
じゃぁ言い直す。
 
なんかそうなんじゃないかな〜って、ちょっと思った。
 
…はは。
 
 
 
むしろ、
 
反論や批評…いわゆるツッコミ…をこそ、求めている。
 
…でなきゃ得るものが無い。
 
…よく、解らない。どんな飛躍?!
 
 
まず、
 
匿名のメリットは、プライベートに関わる誹謗中傷を受けずに済むこと
(荒らしは論旨と関係無く個人を傷つける目的でこれを利用する)、
 
プライベートに実害をもたらさないこと。
 
くらいだと思う。
 
あと。
 
受け手が個人情報で作品評価を歪めないこと。
 
年齢・性別・学歴・職域・年収etc…によるステレオタイプな決めつけ。
思い込み。及びそれに基づくポジショントークに巻き込まれることが無い。
 
…くらいかな。
 
ふむふむ。
 
 
なんだけど、だからこそ、むしろ、
 
誉められると不安になる。
 
嬉しくない訳じゃないけど、
相手は何も悪くないけど、
 
強い後ろめたさに襲われる。
 
 
騙している訳じゃない…、
ただ伏せているだけなんだけど…。
何か勘違いを元にした評価ならば、結果的に裏切っていることになる。
 
自分の足場が風化して行く感覚になる。
何時崩れ落ちるか分からない不安に囚われる。
 
どちらにメリットがあるのか、判らなくなる。
 
ここでの評価は、
プライベートに上乗せされるワケじゃないしね♪
 
 
素人(私も含めて)にとっては、圧倒的に
有利なのは匿名なのだろうと考えられるのだけど…。
 
有利とか、攻撃的な感じ…。
 
公人や仕事に生かすつもりでしてる人なら、実名でする方が有益だと思うけど。
人脈の拡大・仕事獲得にも、パクリ疑惑回避にも、その方が有利じゃないかな。
 
 
 
けど、
  
評価・好感とは違って、ツッコミには、匿名でも価値がある。
 
多くの場合、自分の知らなかった情報を手に入れる事となる。知見が広がる。

また、ツッコミには、リアクションが派生する。インスピレーションと言ってもいい。
それによって、自分では意識的に引き出せなかった自分の内面が、弾みで出てくることもある。
 
ツッコミには、心無い誹謗中傷も紛れてくる面もあるのだろうけれど、
それは、スルー力で対応とことで。
 
 
この辺の価値観は、実名ブログとは逆になるだろうかな。
的を射た反論や、一理ある批判を受けることは、直ちに、
名誉に傷が付くことだし、顧客を失うことにもなりかねない。
なるべく少しでもネガティブな表現は回避しようとするもの。
 
もちろん、それを飛び越えたところにいる人*1や、
ポジショントークで立ち位置がハッキリしている場合は、
反論の併記が平気だったり、むしろそれがオイシイ*2…。
 
併記が平気だ…ってw
 
…なんだか、オチですべてが台無しになった気分。orz

*1:あえて自分で各個反論しなくても、ちゃんと真意を理解してくれる層が一定程度居るのだと信じていられる者や、そんなことで失うものなどは対して大きくない者、悪名も名で知名度と割り切って利用できる者…等々

*2:類似する批判を普段から受けている者は、標的にされている人にシンパシーを憶える。