よけてゆく
そういえば、前に笑点のお題で出て、
調べてみよう…なんて書いちゃってた 軽はずみにも♪
柴田トヨさんの詩
いくつか読んでみた。
たしかに素朴。…って感じ。
技巧的ではないよね。 だね。
- 作者: 柴田トヨ
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2010/03/17
- メディア: 単行本
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一番好かったなって思ったのが下記引用の歌。
くじけないで
溶けてゆく
ポットから
注がれる
お湯は
やさしい
言葉のようだ
私の
心の角砂糖は
カップのなかで
気持よく
溶けてゆく
比喩が好いね。心と物との。
心の“角”砂糖…とか。
お湯はやさしい…そして、
やさしい言葉のようだ…のとこ。
急須でなくポットって所が現代的で、
九十代の世代で売ってないところとかも。
いやらしいよ…、
そういう表現は…。
ごめん。
でも、そういう“普通”なところが、随所に。
だね♪
ちなみに。
私が詠うと この歌はこうなるかな…。
私のこころ 角砂糖
カップの底で 待っている
熱い紅茶は やさしい言葉
注がれるまま 溶けてゆく
気持ちよさげに 溶けてゆく
それだと、なんか…
溶ける時は 来ないっぽいね。
私が詠ったからね…。orz
溶けてゆくことが気持ちいいなんて、自己喪失願望?
肩コリとかでイイじゃん‥‥。