お陸奥の苦荷

おむつが捨てられていたのを見た。某スーパーの駐輪場の奥。
 
前に雨の降った それ以前から捨てられていたのだろう。
 
吸水剤が限界まで水を吸っていて、
おむつは破れて原形を留めていなかった。
 
あまり想像したくない…。
 
 
気付いたのは、おむつに使われている吸水剤は、
そうとう サバを読んで使われているんだな…ってこと。
 
加えて、おむつが普及してから、「可燃ゴミ」の
体積じゃなくて重量が、どれほど増大したのだろうか…ってこと。
 
水は重いよね…。
 
 
こどもから老人からペットまで、今では広く使われているであろう
例の吸収剤。その利便性から安易に無くせとは言えないけれど、
これを禁止するだけで、どれだけ「エコ」になるんだろうか…と、
思いを馳せる。家庭でのちょっとした節電・節水、分別ゴミを
徹底することなんかより、桁違いに効果がありそうな気がする。
 
重い水分が収集車で運搬される燃料代のみならず、
 
大量に抱えられた水分が蒸発しきるまで燃えないであろうそれが、
焼却炉の中で、大量にくすぶっている映像が思い浮かぶ…。
 
実際、どうなんだろうね?!
 
さぁ…、全然。…見当も付かない。