秋のイタチのようなヤツ


今日、
 
秋の夕刻では始めて、ヤツを見た。
 
ヤツ‥?
 
 
 
春の朝方、年イチていど見かけてきた、
 
あの、イタチのようなヤツ‥を。
 
 
 
その姿は、
 
春には黄金色のようなキラキラしていた あの姿ではなく、
 
 
全体的に くすんでいて、
 
目の周りが黒色をしていた。
 

 
‥‥。
 
 
そのコが、
 
同じあの時のアイツなのか、別の生き物なのか‥判らない
 
けれど、
 
今までで一番近い距離での「ご対面」だった。
 
 
 
通りを横断する途中で、ネコのように立ち止まり、
 
辺りを見回しているトコロで、始めて此方に気付いたようで、
 
進行方向の角度を換えて、草むらに突っ込んでいった。
 
 
あーあ。
 
 
 
あ、でも‥、でもと言うか…、
 
 
「瞬間視」では、情報が散漫しちゃって、
 
記憶が知識で補正されちゃうから、
 
見たまんまの姿じゃないのかも知れないけどね…。
 
‥‥。
 
 
 
けど、
 
無警戒に飛び出してきて、
 
気付いて、うろたえて、慌てて逃げ出した
 
その一連の姿は、
 
 
それまでの「動くぬいぐるみ」ではなく、
 
生きた動物だ〜って感じた。