笑顔はとても疲れるのです

笑顔を作ることは、かなりエネルギーを使う。
 
だから私は、なかなか笑顔を作ることができない。
それは平時にあっても、そうだった。
 
 
「笑う門には福来たる」とか
「ムリしてでも笑っていれば、本物になる」
とか言われているのも、その通りだと思う。
 
だけど、常時 真実である 訳ではないと思う。
 
ムリして笑っているのは、それはそれなりにストレスなのよね。
 
‥‥。
 
 
 
 
もともと 笑顔ってのは、
 
あり余っているエネルギーが、
高ぶった感情から溢れ出るようなものだと思う。
 
そうであるべきだと思う。 (営業スマイルは別)
 
 
その意味において、
「笑顔が人を集める(福を呼ぶ)」 というのは、
景気の良い街に人が集まる」 ようなことと、
基本的には同じ なんだと思う。
 
言い換えると、
 
カネも無いのに見栄で浪費していれば、
身を滅ぼす ように、
 
ムリな笑顔を続けていたら、精神を消耗する。
 
 
 
大声で泣いていたり、怒りをまき散らしているような、
未だ残っているエネルギーを、笑顔へと転換させる
ことに対しては、十分な意味があると思う。
 
また、
未だ残っているエネルギーを笑いとして燃やし、
それを糧にして奮起することも大切だと思う。
 
けれど、
すでに 泣き・悲しむ元気すらない人ならば、
ムリには笑わなくて良いと思う。
 
 
 
もちろん、
そんな人の隣で微笑むのは、善いことだと思う。
見える範囲・聞こえる場所で笑っていることは、
安心につながるとも思う*1。笑える人は笑っていればいいと思う。
 
 
けど、
 
「笑って」は、無いと思う。
 
「笑顔の強要」に繋がるような お節介 や
押しつけ になってなければ いいな。
 
と思う。…そして、願う。
 
え〜っと…。
 
 
 
 
今週のお題には、また 別で答えまふ。

*1:「こんなに悲しんでいるのに、あいつらへらへら笑っていやがって…!!」とかって思うような者は、そんな不満を燃やせるだけのエネルギーを十分に秘めている存在だから、この喩えに関しては除外。