この世はうつくしいと言える日

↓フルで聞いたらすごく良かった。
「Beautifull Day/ビビアン・スー

 
胸がきゅーってなって、
なぜだか目が潤んできた。
 

♪まがったのもぜんぶ やさしいしるしよ
 その声に気付いて 抱きしめたいの♪
あらためて聞いて、いちばん好かったところ。
 
ここだけ「まがったとこ(ろ)ぜんぶ」じゃなくて
cf.「笑うよ(う)に」「ちがうとこ(ろ)」
「まがったのもぜんぶ」なんですよね。
 
外見的特徴とかじゃなくって、その過程を歌ってる感じがしたの。
 
のびのびと真っ直ぐ育ったんじゃなくて、
まがって育っちゃったけど、そのまがった理由を
“やさしいしるし”って言ってくれているようで、
好かったのかな。って頭デッカチに考えちゃった。
 
他人を押しのけてまで、真っ直ぐ育つこともできなかった
…というか、
反抗して無理にあえてまがってやった、無理を通した
…のでもなく、
結果的に、まがってしまった。今、まがってしまっている。
 
周囲に併せたのか、自ら引いたのか、負けた結果なのか、
いじけた末なのか…結果的に、今のまがったあなたが居る。
 
それを「やさしいしるし」って言って受け入れている。
 
 
その視線があたたかいのね。とても。
 
 
そしてこの歌のタイトル「Beautiful Day」から思うの。
 
そんな優しい視線で人生を貫けているような強い人間はいない。
ふいにそんな視線を持てた…そんなとある一日が、私にとって
うつくしい。とても貴重な日。貴重だからだからうつくしい。
とてもうつくしい日。気持ちと心と風景が…世界が、重なり合って…。
 
それが、弱々しく衰弱したような声で歌われているからこそ、
そのメッセージが強く伝わってくるんだろうな…。
歌い手のそぎ落とされた 芯 であり、かつ 真 の心の声として…。
富者の余裕からの施しなどでなく、身を削る状態でもなお言える
心からの気持ちとして…。

ビビアン・スー、7年ぶりの来日

なんだって。
 
最盛期の彼女は、命を削るようなスケジュールで仕事
していたみたいですからね。

作詞家さんはささきのぞみ

ささきのぞみ(27)
大地丙太郎が誘った。
出演↓
らき☆すたパトリシア=マーティン
とある魔術の禁書目録(御坂妹)
wikipedia調べ
あの声で、こんな歌詞を書く方なんだ…。
 
当人の声でも聞いてみたいかも。この歌。