猫の常識・猫の価値観

人間は基本、何時も忙しい。         ん? 何の話?!
 
だから、
 
猫と目が合ったって、足を止めることはない。 うん…。
 
 
しかし、猫の価値観からすれば、
 
「先に目を逸らした = 負けを認めた」
 
…であり、
 
「ヤツが敗者で、オレ勝者」
 
…な訳ね。             そう…。
 
 
そんなことで自分が上位者であると思われてしまうのは、
なんかちょっとシャクに障る。
 
…そかな?
 
 
だからと言って、自分の時間を無駄にして、
相手が目を逸らすのなんか待ってられない。
 
二三歩 近づいたら逃げていく程度のことで済むなら、
かけられない手間でもないけど…。
 
 
これって、いわゆる一つの「チキンレース」?!
 
逃げたら負け…。
…逃げ?
 
 
 
 
しかし…、
 
もう一歩踏み込んで考えてみると、もしかして、
無意味な会議や残業をやっている(とされている)日本人も、
これと同じような駆け引きがあって それを行っているならば、
ある意味では、猫と同レベル?!
互いに負荷をかけあって、牽制し合っているのね。
 
宴席で、酒を呷り合う のとかね。
体力と健康の削り合い…。
 
 
でも…、猫は、犬と違って、序列はあっても絶対じゃない。
餌場などに下位者が居ても、上位者は蹴散らしたりせずに待ってあげたり、
自分から避けてあげたりすることも、しばしば…だそうだよ。
? 同じじゃないってこと?
 
 
こんなテクニックも知られているよ。
 
人に怯えている猫に対して、人が先に目を逸らしてあげることで、
猫は安心感を得るんだって。
 
背中を向けて、あえて油断して、リラックスしていることによって、
猫は安心して、自然と打ち解けるようになるんだって。
 
へ〜。
 
(居ることが判るように)無視することが、友好の証でもあるんだね。 
 
でも…、それ知ってて、あの導入部って…おかしくない?!
 
…(汗)
 
あ〜っ! これって、マッチ・ポンプだ〜!!
 
まぁ…、難しい言葉を知ってらっしゃる。