景色の中に、そそり立つクレーンのアームを見ると、
「ああ、また何かツブれたのか…。」
…とか思ってしまう。
「破壊は常に創造の裏面だ」といった言葉もあるけれど…、
そんな理屈を、分からない訳じゃないけれど…、
ツブれたまま放置されている空き店舗を、
これだけ見慣れてきていると、どうしても、
そっちの連想が働いてしまう。
景気が良かった頃には、おそらく
「また、何か新しいものができるのかな?」
なんて、そっちにしか連想は働かなかった
のだろうけれども…。
で、今回はどっちだったの?
…確認してない。